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整理番号     

4002 「ウィリアム・テル」より 序曲 

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005
品名    
オーケストラル・レジーナ Style 5
分類
製作国
製作年代
disc
アメリカ
1900~05
メーカー
寸法
櫛歯
レジーナ
W1080xH2150xD450
Upper86+Lower84
解説

 

オーケストラル・レジーナはアメリカで作られた最大のディスク・オルゴールで、7オクターヴに近い音域を持つ大型機。営業用に使用され、バーやレストラン、ドラッグ・ストア等に置かれ、レジーナ社の中でもベスト・セラーズ機だった。このアップライト型のオルゴールは1896年から1900年代前半まで作られた。シリアル・ナンバーは21004番から始まる。ケースの右側にコイン投入口があり、10セントを入れると2分15秒程の演奏をする。ケースの下部はディスク収納ケースになっている。同一の型でコイン・スロットの無いものは当時、Style 4 モデルとして販売されていた。

レジーナ社 (アメリカ ニュー・ジャージー)
ポリフォン社を創業したグスタフ ブラッハウゼンは35歳の時にアメリカの特許を取得することと、ポリフォン社の製品を輸出する目的で渡米。当初はポリフォン社の製品を販売していたが、1894年にラーウェイに工場を作り、製造を開始し、またたくまにアメリカ最大のメーカーとなった。21.6cmから81.3cmまでの8種類のディスクを作り、多くの種類のオルゴールを販売。(81.3cmのものは自動ピアノ用)1900年代にはオルゴールと蓄音機の兼用機を作ったが、蓄音機の性能の向上やラジオ放送の開始も伴い、1921年に社業を閉じる。

 

 

    

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オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

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