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整理番号     

 
303
品名    
香水をかぐ少女
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1900
メーカー
寸法
櫛歯
ランベール
W190xH565xD230
解説


ビスク・ヘッドはシモン&ハルビックの作品。ガラスの目、モヘアのカツラ、
開いた口からは歯が見えるている。頭には羽飾りを付けた帽子をかぶり、シルクのワンピースを着ている。人形下の台にはスタート・ストップレバーとキイが付いていて、メカニズムは台の中に組み込まれている。首を前後左右に振りながら右手に持つ香水の瓶を左手のハンカチに含ませ、首を前に傾げてその香りをかぐ。瞳も閉じる。

ランベール
レオポルド ランベールは時計工の職に就くがヴィシーに師事し、その後1886年に独立。お針子をしていた妻のブルジョアが豪華で優雅な衣装を担当し、それがランベール作品の魅力のひとつとなる。LBという夫婦の頭文字の商標を用いる。彼の作品は、個別受注による複雑で大型のものと、大量生産用の小型のものの2つに分別できる。工房は各万博で度々賞を取り繁栄を続けるが、第一次世界大戦の勃発や電動オートマタの出現がゼンマイで動くオートマタ製品の中止を余儀なくされる。

人形:Simon&Halbig(シモン&ハルビック)
ドイツ人形メーカー。良質の細やかな肌を持つ愛らしい顔立ちのヘッドは人気を呼び、ドイツ以外にフランスの多くのメーカーに供給した。

 

 

香水をかぐ少女

 

   

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