サイバー・ミュージアムのトップページへ戻る


整理番号     

 

382

品名    
お化粧をする少女
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1890年代
メーカー
寸法
櫛歯
ランベール
W170xH370xD180
解説

 

ガラスの青い目、モヘアのカツラ、閉じた口。白いレースをあしらったドレスと、ドレスとお揃いの帽子を身につけている。人形下の台にはスタート・ストップレバーとキイが付いていて、メカニズムは台の中に組み込まれている。首を前後左右に動かしながら両手を動かす。 ビスク・ヘッドはジュモーの作品?

ランベール
レオポルド ランベールは時計工の職に就くがヴィシーに師事し、その後1886年に独立。お針子をしていた妻のブルジョアが豪華で優雅な衣装を担当し、それがランベール作品の魅力のひとつとなる。LBという夫婦の頭文字の商標を用いる。彼の作品は、個別受注による複雑で大型のものと、大量生産用の小型のものの2つに分別できる。工房は各万博で度々賞を取り繁栄を続けるが、第一次世界大戦の勃発や電動オートマタの出現がゼンマイで動くオートマタ製品の中止を余儀なくされる。

人形: Jumeau(ジュモー)
父ピエールと息子エミールが築き上げたフランスを代表する人形メーカー。太く弧を描く眉、大きくてつぶらな瞳、ふくよかなほおが特徴。

 

 

白いドレスの少女

 

 

   

  ホーム 博物館について サイバー・ミュージアム オルゴールの解説 用語辞典 ブログ サイトマップ 問い合せ  

オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.