<オルゴールの小さな博物館 サイバーミュージアム
   
 
サイバー・ミュージアムのトップページへ戻る


整理番号     

ミュージカル フォブ ヘルム 

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

612
品名    
ミュージカル・フォブ ヘルム(兜)
分類
製作国
製作年代
miscellaneous-
スイス
1820年頃
メーカー
寸法
櫛歯
不詳
W38xH13xD30

解説

 

ミュージカル・フォブ( musical fob)またはミュージカル・シール( musical seal)と呼ばれる。オルゴール入りのアクセサリまたは印章。下部の台にムーブメントが組み込まれていて、上部のリングを回転させてゼンマイを巻く。この時代の音源は、一枚の板に刻み目を入れた櫛歯ではなく、各々調律した数本の棒を台座に一本一本ネジ止めしたもので、単純なメロディを奏でるのが精一杯だった。

1796年にスイスのアントワーヌ・ファーブルによって製作されたものが、世界で最初のオルゴールといわれている。世界初のオルゴールはフォブ(シール)の中に組み込まれていた。このとき初めてオルゴールは時計技術から独立した。「金属の棒を弾いて音を出す」システムで音楽を鳴らす道具として誕生した。 フォブとはズボンの時計を入れる小さなポケットをいうが、このポッケに入る程度の貴金属の装飾品をフォブという。18世紀から19世紀のヨーロッパの男性が腰から貴金属をぶら下げてお洒落の小道具として使われた。 またシールとは王・領主などが信書・布告書などに添付した, 蝋印章をいう。

 

 

 

ミュージカル・フォブ 

 

   

  ホーム 博物館について サイバー・ミュージアム オルゴールの解説 用語辞典 ブログ サイトマップ 問い合せ  

オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.