2006年8月12日発行
ピエロ・エクリバンのオリジナルとレプリカの競演
この秋行われる「オートマタ(からくり人形)展」でピエロ・エクリバンの競演が実現。
オルゴールの小さな博物館ではレプリカを所蔵しておりますが、この度個人コレクターが所蔵しているオリジナルのオートマタをお借りすることが可能となりました。
経緯はこの春、博物館が個人所蔵のエクリバンの修理を請け負い、故障していたオリジナルが復活し、持ち主の方のご好意でこの企画の実現となりました。修理の記録や内部の構造などとともにご紹介いたします。
ピエロ・エクリバンとは オートマタとはオルゴールの動力(ゼンマイ)を利用して人形を動かすからくり人形ですが、エクリバンは当時最も人気があったヴィシー工房とランベール工房が製作を試みた、動きの複雑な繊細かつ華麗な人気のオートマタです。(エクリバンとはフランス語で文章を書く人)
右図はヴィシー工房の当時のカタログですが、オートマタの動きの説明が書かれています。「手紙を書くピエロ(ピエロ エクリバン) ? 彼はランプのかすかな光で手紙を書く。けれども眠ってしまいランプは消えてしまう。彼は目が覚めてもう光がないことに気付く。ランプの芯を持ち上げようと腕を伸ばす。するとランプが再び灯る。頭を回して瞼を動かす。そして書き続ける。衣装は大変豪華で手が込んでいる。2曲入り。518番。高さ70cm。登録モデル。」
下記の企画展の期間にお楽しみいただけます。企画展の詳細は別紙をごらんくださいませ。
第1弾 2006/9/19 Tue. - 9/23 Sat. 館長解説 からくりの秘密展
第2弾 2006/9/26 Tue. - 11/18 Sat. 魅惑のオートマタ(からくり人形)展