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博物館コースでもじっくり聴けます。

お客様から「オートマタ展では、オルゴールの演奏は聴けないのですか?」というお問い合わせを頂くことがあります。
いえいえ、そんなことはございません。
約30体のオートマタを楽しんだ後に、オルゴールや自動ピアノの演奏、オルガンの演奏体験、体感ベンチなど、「博物館コース」は盛りだくさんのコースなのです。
ファイル 280-1.gif 6F常設展示室のオルゴール


常設展示室ではポリフォン104のリクエスト曲の演奏をはじめ、シリンダーやディスク・オルゴールの演奏など、様々なオルゴールの音色をご堪能いただけます。また、アンティークのストリート・オルガンのハンドルを自分で廻して演奏したり、体感ベンチでオルゴールの振動を感じる体験もお楽しみいただけます。

カフェは自動演奏のピアノを聴きながらのティータイムです。演奏するのはウェルテ・ミニヨンで、ピアニストの演奏を再現するリプロデューサーと呼ばれるピアノです。
ファイル 280-2.gif ウェルテ・ミニヨン 1910年頃 アメリカ製


ロール紙には、どの鍵盤を叩くかの孔の他、ペダリングやタッチの強さを制御する孔まで開けられていて、それらの孔が信号となって空気の量をコントロールして演奏します。

今回演奏している曲はフランスの作曲家ドビュッシーの『2つのアラベスク第1番ホ長調』。
1888年に作曲された、ドビュッシー初期作品の中でも最も有名な曲の一つです。
ファイル 280-3.jpg クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy)

流れるようなアルペジオに乗せた優雅で洗練されたメロディをお楽しみください。
演奏しているのは、ロシア生まれの演奏家「プイシュノフ レフ(Pouishnoff Leff)」です。

楽しみがたくさん詰まった博物館コース、是非ご来館くださいませ。

博物館コース(11時~ 14時~ 16時~ 予約制) 博物館コースのご紹介へ  新しいウィンドウで開きます。

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