記事一覧

今日からスタート 「オルゴールの小さな博物館のオルゴールたち展」

今日から5月15日まで、「オルゴールの小さな博物館のオルゴールたち展」を開催します。

最後の企画展は館長コースでしか入場できなかった特別展示室もコースに含め、4つの部屋を巡ります。

ファイル 585-1.gif

企画展示室では30年前の開館当初から活躍しているオルゴールや自慢のシリンダー・オルゴール、人気のからくり人形、珍しいチター自動演奏装置など。
 
 
ファイル 585-2.gif

特別展示室では博物館で一番古い展示品やコレクター垂涎の珍しいオルゴールなど。
 
 
ファイル 585-3.gif

常設展示室では最後に聴いていただきたいスタッフお勧めの曲を演奏します。
 
 
ファイル 585-4.gif

最後はカフェにて、自動演奏ピアノを聴きながらティータイムです。
スタインウェイ・デュオアートで、ウラディミール・ホロヴィッツの演奏をお楽しみ下さい。

演奏する機種と曲目をご紹介します。

機種名製作年製作国メーカー曲目作曲者名
カリオペ No.60G1905年頃ドイツカリオペウィーン気質シュトラウス2世
ベル・ドラム付 1880年代スイスペイラードスコットランドの釣鐘草スコットランド民謡
ボワ・セレステ オーケストラル ボックス1880年代スイスペイラードバラのワルツメトラ
香水をかぐ少女1900年頃フランスメーカー不詳  
篭に入れた犬を持つ少女1900年頃フランスランベール  
スイス シャレー1880年頃スイスブレモンドラデツキー行進曲シュトラウス1世
コードフォン1900年頃ドイツコードフォン・ミュージック・ワークおもちゃの兵隊の行進イェッセル
手品師1900年頃フランスランベール  
ティードリンカー1910年頃フランスファリボア  
エクスプレッシヴ ピアノ・フォルテ1840年頃スイスルクルト&グランジェ「サッフォー」より アリア&フィナーレパチーニ
オーヴァチュア・ボックス1890年頃スイスニコール・フレール「ウィリアム・テル」より 序曲マイアベーア
グラスベル カリヨン クロック1770年頃ドイツメーカー不詳  
シリオン1895年頃ドイツシリオン メカニカル ミュージックワーク「ウィンザーの陽気な女房たち」より 序曲ニコライ
プラクシノ・スコープ1870年代スイスB.H.アブラハムズ  
キャピタル・カフボックス Style C1895年頃アメリカオットー・アンド・サンズ力の主をゲサングブッフ
歩く乙女1970年代スイスメーカー不詳  
体感ベンチ(ポリフォン105)1890年代ドイツポリフォン「ファウスト」より デュエットグノー
デュオ・アート1920年頃アメリカエオリアン13の前奏曲 作品32 第10番 & 第8番ラフマニノフ

閉館まで5月2日~4日の抽選を除いて、博物館コースが全て定員となり、ご予約が取れない状態となってしまいました。

お楽しみにして下さっていた方、申し訳ございません。
演奏会コースでもオルゴールの演奏をお楽しみいただけますので、是非、ご参加くださいませ。

博物館コースの詳しいご説明へ   新しいウィンドウで開きます。
演奏時間 13:00~/15:00~(所要時間約50分)
演奏会コースのご紹介へ  新しいウィンドウで開きます。

5月2日~4日の博物館コースの予約

土曜日や祭日のご予約が殺到しています。

団体で仮押さえをしてしまう方や、取り敢えず予約する方、いくつか予約して都合が悪くなったらキャンセルする方等がいらして、予定がはっきりしてからと思っている方にご迷惑をおかけしているようです。
今まであまり混んだことがないので、このような事態にどのように対処したら良いのか試行錯誤です。ごめんなさい。
(キャンセル料をご請求すれば良いのでしょうが、病気などでいらっしゃれなくなる方との区別がつきませんので…。)

そこで、ゴールデンウィークの5月2日、3日、4日の博物館コースは先着順ではなく、抽選でご予約をお受けしたいと思います。
4月4日までにご応募いただき、4月5日に抽選を行い、当選した方のみにご連絡をすることとさせていただきます。

更にこの3日間は演奏会コースも混雑が予想されますので、演奏会コースと博物館コースのセット割引は中止させていただきたく存じます。

本当にご迷惑をお掛け致しますが、ご了承いだきますよう、よろしくお願い申し上げます。

ファイル 580-1.gif

今日からスタート 「精緻!シリンダー・オルゴール展」

今日からは3月30日(土)まで、「精緻!シリンダー・オルゴール展」を開催します。

ファイル 576-1.gif

オルゴールの限界に挑み、それぞれの頂点にたどり着いた名機たちを、解説とともに演奏します。

精緻を極めた10台(プラス1台)のシリンダー・オルゴールたちの競演です。

演奏する機種と曲目をご紹介します。

機種名製作年製作国メーカー曲目作曲者名
ピッコロ・シリンダー1880年頃スイスメーカー不詳「ランメルモールのルチア」より ああ!私の燃える溜め息がドニゼッティ
サブライム・ハーモニー コンサート・ピッコロ1880年代スイスラングドルフ入り江のワルツシュトラウス2世
マンドリン・シリンダー1870年代スイスブレモンド「椿姫」より 乾杯の歌ヴェルディ
ディヴァイン ハーモニー トレモロ1880年頃スイスペイラード「コルヌヴィルの鐘」より ヴィーヴ・ラ・シードル・ド・ノルマンディプランケット
ピアノ・フォルテ1850年頃スイスルクルト・フレール「ノルマ」より この子たちを連れて行ってベッリーニ
エクスプレッシヴ ピアノ・フォルテ1840年頃スイスルクルト&グランジェ「セミラーミデ」より 序曲ロッシーニ
ルビチェック1850年頃プラハ(チェコ)ルビチェック「ランメルモールのルチア」より 邪魔をするのは誰だor「椿姫」より プロバンスの海と陸ドニゼッティ&ヴェルディ
バリトン・ハーモニクス19世紀後半スイスジュノー「ファウスト」より ワルツグノー
オーヴァチュア・ボックス1890年頃スイスニコール・フレール「アフリカの女」より 序曲マイアベーア
ボワ・セレステ オーケストラル ボックス1880年代スイスペイラード鉄床(かなとこ)パルロ-ズ
セミヘリコイダル・シリンダー1880年頃スイスB.A.ブレモンド「ザンパ」より 序曲エロール

ファイル 576-2.gif

そもそもオルゴールは、金属の棒を弾いて音を出す装置です。
連続音が苦手、長く伸ばす音が苦手など、正確に音楽を再生するのには限界があります。
当時の職人達は、その苦手な演奏を克服する機械を次々と生み出します。
その形や演奏の特徴を知ることがシリンダー・オルゴールを楽しむための醍醐味です。
どんな曲でも演奏出来なければいけない万能なディスク・オルゴールには決して真似できないところです。
得意な演奏はその名となり、オルゴールに命名されます。
そのためチューンシートに書かれた名前から、得意な演奏がわかったりします。

他ではなかなか聞けないシリンダー・オルゴールの競演。

ファイル 576-3.gif

中でもシリンダーに植えられた数千本ピンの角度を1本1本変えることで、演奏に強弱をつける約170年前のエクスプレッシヴ・シリンダーは必見!必聴!

名機達の演奏の違いを聞き分けてください。
どれもこれもおすすめのシリンダーです。

博物館コースの詳しいご説明へ   新しいウィンドウで開きます。

You Tubeにアップ

ガラスドームの中では綱渡り(タイトロープ)のショーを繰り広げるオートマタをYou Tubeにアップしました。
1870年代、フランス、ファリボア工房のオートマタです。

色白で黒髪の東洋の女性が、左右の手に持った旗を振りながら、ロープの上で軽やかにジャンプをします。
舞台の左手にはバンジョーを弾く黒人、右手には胡弓を弾く中国人がショーを盛り上げます。
シャンデリアをあしらった豪華な舞台も見所。
ブラブラの足をきちんとロープの上に降ろすとか、細かく蹴り出すような足の動きとか、細部まで高度な技術で再現される動きにも注目してください。

黒い台にはオルゴールやからくりの機械が組み込まれています。
オルゴールとからくりは異なったゼンマイで駆動し、オルゴールのゼンマイは紐を引いて、からくりのゼンマイはキイで巻き上げます。
オルゴールはなんと4曲入り。

ファリボアのタイトロープは"屋外で大きな木から渡されたロープを渡る男性"とか"オリエント風の舞台で綱渡りするターバンを巻いた男性"とか、様々なヴァージョンが作られたようです。
更にそれらはロンドンのシルバー&フレミング百貨店で小売りされたいたという記述もあります。
 
 
 

見所満載のオートマタ。
開催中の「妙技!オートマタ(からくり人形)展」 新しいウィンドウで開きます。 で公開中です。

火曜日の『PON!』で

9月11日火曜日からの「妙技!オートマタ展」、火曜日の午前の日本テレビの番組『PON(ポン)!』で紹介してくださるそうです。
10時58分頃から始まる「天カメ教室 ちょっとウケたい授業」という双子のお笑いタレント、タッチのコーナーです。
今日は何の日というのを「オートマタ展が始まる日」として、オートマタに関する豆知識を披露するそうです。

今日は休館日ですが、取材がありました。

ファイル 523-1.gif ファイル 523-2.gif 
 
 
大きな事件などがなければ放映される予定です。
生放送なので、ハプニングなどで放映時間が前後したり、短くなったりもしてしまうとのこと。
何事も無ければ、4~5体のオートマタの実演をご覧にただけそうです。

今日の取材に向けて、昨日急いで展示替えをしました。
すでにオートマタ達がご来館をお待ちしております。

ファイル 523-3.gif ファイル 523-4.gif ファイル 523-5.gif

オートマタ紹介 6

9月11日より「妙技!オートマタ(からくり人形)展」が開催されます。
毎年、見所がいっぱいすぎて、何を見て良いのか分らなくなっちゃったというお客様も多いので、今年はオートマタ展に先駆けて、出演予定のオートマタを先に少しご紹介してみようと思います。

第6回は… ティードリンカー

1910年代、フランス、ファリボア工房のオートマタです。
婦人はポットからカップへ紅茶を注ぎます。
あたりを優雅に眺め、カップを口元へ運びお茶を飲み干します。
そして、カップを下げると、なんとカップの中は空っぽに。

カップに入れた水は、カップの底から、左手、胴体、右手へと繋がれたチューブを通って右手のポットへ移行します。
水は何度も巡回しているのです。

パピエマシェの顔は、眉や瞳、唇を動かします。
豊かな表情を持ち、まるで語りかけてくるような婦人。
見所満載のオートマタです。

(衣装はきれいすぎるので、オリジナルではなく、誰かが作り替えたと思われます。)

オートマタ紹介 5

9月11日より「妙技!オートマタ(からくり人形)展」が開催されます。
毎年、見所がいっぱいすぎて、何を見て良いのか分らなくなっちゃったというお客様も多いので、今年はオートマタ展に先駆けて、出演予定のオートマタを先に少しご紹介してみようと思います。

第5回は… ビスクドール

オートマタを知る上で、是非とも知っておきたいのはビスクドール。
ビスクドールの「ビスク」とは、お菓子のビスケットと同じく、フランス語の「二度焼き=ビスキュイ(biscuit)」が語源です。
まあ簡単にいってしまうと、陶器の顔を持つ人形のことです。
(あっ、でも全身陶器でできている陶器人形は、ビスクドールとはいわないような・・・。)
ビスクドールもオルゴールと時を同じく、19世紀に開花しました。
産業革命や万博などの影響を受け、パリを中心に発展し量産されるようになりました。
オートマタ工房の発展と同じく、当時開催された博覧会で金メダルを受賞したジュモー、ブリュなどの各人形工房は、アメリカやオーストラリアなどにも紹介されるようになり、世界中に輸出されるようになります。

19世紀後半に活躍し、今回の企画展に登場しているビスクドールの工房についてご紹介します。



ファイル 521-1.gif ジュモー
ビスクドール作家の代表格です。
コレクターの間では、「ジュモーにはじまり、ジュモーに終わる」といわれる程の人気工房。
父ピエールは他社からヘッドを仕入れ、衣装を着せて販売し、衣装の美しさで万博で入賞しました。
1877年に息子が後継者となり、ヘッドを自分の工房で製作するようになります。
そして様々な万博で数々の金メダルを受賞し、一流の工房へと発展していくのです。
1899年には閉鎖され、S.F.B.Jの傘下へ。
太く濃く描かれた眉大きく見開いき放射線状に描かれたまつげ、明るく健康的なほほの色などが特徴。



ファイル 521-2.gif ブリュ
ジュモーの最大のライバルです。
ビスクドールの王様といわれる風格を持ち、人を圧倒するほどの気品・気高さに満ち溢れた人形といわれています。
泣く、笑う、しゃべる、首が回る、自由にポーズを取るなど数々の特許をとり、新しい技術を駆使して世の注目を集めました。



ファイル 521-3.gif シモン&ハルビック
ドイツ人形メーカーです。
良質の細やかな肌を持つ愛らしい顔立ちのヘッドは人気を呼び、ドイツ以外にフランスの多くのメーカーに供給されました。



ファイル 521-4.gif ゴーチェ
フランス人形工房の草分け的な存在です。
数十社の人形やおもちゃのメーカーにヘッドやパーツを供給していた。
やや大人びた表情や大きな目が特徴。



ファイル 521-5.gif SFBJ
フランス人形・玩具製造協会(Societe Francaise de Fabrication de Bebes et Jouets)。
ドイツが低コストの人形を大量生産し始めた19世紀の後半、経営に行き詰まったジュモー、ブリュ、などのフランスの人形、玩具メーカー数十社が合併して作った会社です。
健康的な笑顔や泣き顔、ふくれっつらなど、子供の表情を写実的にとらえた作品が数多く作られました。


19世紀の半ばからビスクドールは流行し、「レ・ミゼラブル」や「小公女」にも登場し少女達の羨望の的となりました。

オートマタの動きと同様に、人形の眉や睫毛、口などの細部にも発見があります。

オートマタ紹介 4

9月11日より「妙技!オートマタ(からくり人形)展」が開催されます。
毎年、見所がいっぱいすぎて、何を見て良いのか分らなくなっちゃったというお客様も多いので、今年はオートマタ展に先駆けて、出演予定のオートマタを先に少しご紹介してみようと思います。

第4回は… 道化師たち。
 
 
ファイル 520-1.gif セザンヌ Pierrot and Harlequin(ピエロと道化)

19世紀のフランスでは、フランス革命や産業革命を経て暮らしに余裕ができ、サーカスなど様々な娯楽が生まれます。

そんななか道化達も人気を博します。
サーカスやミュージックホール、劇場を活動の場所とし、パリの大通りは大道芸人や道化師であふれ、ミュージックホールや音楽喫茶は多くの客で埋まったとのことです。
その人気はオートマタだけでなく、印象派画家や音楽家にも影響を与え、ピカソやセザンヌなどの絵画やストラヴィンスキーの音楽にも登場します。
 
 
 
ファイル 520-2.gif
 
ギターを弾くピエロ、1890年頃、フランス、ランベール工房。首を前後左右に動かし、ギターを弾きます。
顔に描かれた蝶々のペイントや舌を出し入れするところ、上半身を前後にゆすりながら、組んだ足でリズムを取る仕草など、見所満載のオートマタです。


 
  
 
ファイル 520-3.gif

手品師。1890年頃、フランス、ランベール工房。
マジックを披露するピエロです。
テーブルの上にコーンを置き、左手に持った杖を振ると、なんとテーブルの上の小物が変わっています。
ファンファーレのような音楽で、ピエロの動きとマッチしています。
また、こちらも顔のペイントや舌を出し入れするところなど、見所真がいっぱいです。


 
 
 
ファイル 520-4.gif

クラウン・マジシャン、1900年頃、フランス、ルヌー工房。
大がかりな手品を披露してくれます。
横から見るとタネがばれてしまうので、是非正面からご覧下さい。

オートマタ紹介 3

9月11日より「妙技!オートマタ(からくり人形)展」が開催されます。
毎年、見所がいっぱいすぎて、何を見て良いのか分らなくなっちゃったというお客様も多いので、今年はオートマタ展に先駆けて、出演予定のオートマタを先に少しご紹介してみようと思います。

第3回は… 1900年代、フランスのファリボア工房で作られたバリスター(法廷弁護士)。
 
 
ファイル 517-1.gif

衣装からすると、"クイーンズ カウンセル"と呼ばれるイギリスの勅撰弁護士の儀式用の服装で、両手を振り熱弁をふるいます。

ファイル 517-2.gif

このバリスターの顔もビスク(陶器)ではなく、昨日ご紹介したパピエマシェです。
まぶたやあごに皮革を利用することで、人瞼や口を人間のように動かしています。
 
正面でその表情や仕草を見ていると、思わず説得されそうになるオートマタです。

オートマタ紹介 2

9月11日より「妙技!オートマタ(からくり人形)展」が開催されます。
毎年、見所がいっぱいすぎて、何を見て良いのか分らなくなっちゃったというお客様も多いので、今年はオートマタ展に先駆けて、出演予定のオートマタを先に少しご紹介してみようと思います。

第2回は… 泣いているジャンと笑ってるジャンヌ。
どちらも1890年頃にフランスのヴィシー工房で作られました。
(ジャンは衣装や顔をリメイクしているかもしれません・・・。)
ジャンヌは20年以上前から博物館の子でしたが、ジャンは4年前にやってきました。
ジャンとジャンヌは100年あまりの時を経て再会!?

ジャンとジャンヌはフランスの一般的な男性と女性の名前です。
このふたりは、19世紀後半パリで人気のあったオッフェンバックのオペレッタ「泣いているジャンヌと笑っているジャン」をもじって作られたともいわれています。
ふたりとも学校のベンチに座っています。

ファイル 516-1.gif

 
 
 

泣いているジャン。
ロバの耳の付いた帽子をかぶり、泣いています。
帽子に書かれた「ÂNE」はフランス語でロバという意味。
この帽子は直訳すると「馬鹿帽子」っていう名前がついています。ひどい名前の帽子です。
昔フランスで, 覚えの悪い生徒に罰として、ヤギの耳付の円錐形の紙の帽子をかぶせていのだそうです。
今なら人権侵害で訴えられそうですね。
帽子の耳まで動くのでご注目を!


 
 
一方、底抜けに明るいジャンヌ!
足までバタバタさせちゃって、首を何度もかしげながら笑います。
右手に持ったマリオネットを上下させて遊びます。

ふたりの顔はビスク(陶器)ではなく、パピエマシェ(仏)、ペーパーマッシュ(英)と呼ばれる張り子でできています。
紙を何層にも張り合わせたり、水で溶かし糊や樹脂を入れて作った素材です。
(ジャンヌはどこかで日焼けでもしたのでしょうか?顔がボロボロになってきて、かわいそう。)

もっと精巧に動くオートマタではこのパピエマッシュのまぶたやあごに皮革を利用することで、人間のように瞼や口を動かすことができます。

ページ移動