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TBSラジオ

今日、11時52分頃からTBSラジオの生中継でした。

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キャスターの柳沢さんは大きな荷物を持ってご来館。企画展示室で中継の為の準備中の写真です。

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予定より2分以上遅れて中継開始です。企画展でご見学される方法と同様に、柳沢さんがリクエストした曲のディスクを自らセットして演奏しました。ご見学中のお客様には、通常の演奏を中断し、ラジオをお渡しして中継現場で放送を聞いていただきました。

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12時53分頃、補助オンエア。伝えきれなかった事を約1分間で追加中継しています。柳沢さんのご希望で3F工房より中継をしました。

ラジオで流れた曲はスイス製エーデルワイスで「埴生の宿」。ドイツ製カリオペ60Gで「ラデッキー行進曲」。いずれも1900年頃に製作されたディスク・オルゴールです。

土曜日のラジオに出演?

明後日の土曜日(6月26日)のTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO~永 六輔・その新世界』に博物館のオルゴール達が出演する予定です。

ファイル 250-1.jpg 土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界のHPより

コーナー名は『メグミルク・乙女の笑顔でおじゃまします』。
午前11:50~11:55の間の正味4分程度の予定です。

キャスター柳沢 怜さんが来館され、機材準備、中継、録音全てひとりでこなしてしまうとのこと。
只今開催中の企画展「リクエストできるディスク・オルゴール展」をご紹介してくださるそうです。

お時間がございましたら、是非。

「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」のHPへ 新しいウィンドウで開きます。

フルート コンサート

今年の9月23日 秋分の日。オルゴールの小さな博物館では東京フィルの首席フルート奏者 斉藤和志さんをお招きして、フルート特別コンサートを開催いたします。

このコンサートは文京シビックホール開館10周年の記念イベントの一環として実現します。

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出演は東京フィルハーモニー交響楽団 首席フルート奏者の斉藤和志さんです。

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会場は博物館1階の音楽ホール。小さなホールですので、一回の演奏の応募は40名様となりますが、小さなホールだから味わえる、サロンコンサートのような特別な時間が過ごせそうです。

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オルゴールの博物館で開催するのですから、是非ともオルゴールとフルートのコラボをとお願いしたところ、どんな機種がいいか?どんな曲がいいか?とご検討下さっているとのこと。楽しみです。

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オルゴールなどの自動演奏楽器は、勝手にどんどん演奏してしまい(当然のことですが、)息を合わせて一緒に演奏しようなどとゆうつもりは毛頭ございません。なので、自動演奏楽器と生演奏のコラボは演奏者泣かせです。お忙しい中、厄介な注文に快く承諾してくださった斉藤様に感謝しています。

このコンサート、スタッフもとっても楽しみにしています。

クラシック・コンサートに気軽に参加できるようにと、文京ミューズネット(文京区にある博物館・美術館等の施設の集まり)に参加している施設で行われるミニコンサートのうちのひとつでので、料金も格安の800円です。

応募は往復ハガキでのお申し込みとなります。(定員を超えた場合は抽選となります。)

詳しくはこちら 「フルート特別コンサート」のページへ をクリックしてください。

尚、フルート特別コンサート開催のため9月23日の演奏会コース はお休みとなります。ご注意下さいませ。(博物館コース(予約制) は開催しています。)

実はここにもアンティーク・オルゴールが!

ミュージアムショップに素敵な机があります。
ファイル 245-1.gif2Fミュージアムショップ

ショップでお客様に試聴していただくとき、この机の上にオルゴールを置いて演奏を聴いていただくと、「ここに置くと音がいいわ。」とおっしゃいます。
実はこの机、アンティーク・オルゴールなのです。

ファイル 245-2.gifレジーナ・ミュージカル・デスク 1914年 アメリカ製 レジーナ社

机の上部が開き、直径50cmのディスクをセットして演奏します。
右側にはスタートレバーがあり、その横にはゼンマイ用のハンドルがあります。
ディスク収納部があるため、左側の引き出しはダミーです。(ディスクが50枚も収納できるそうです。)
オルゴール用の機械のため、右側の引き出しの一番上も飾りになっています。
実際に引き出しとして利用できるのは、右側の引き出しの下2つです。
1Fでこのオルゴールのポストカードを販売しております。(1枚105円)

一見すると、オルゴールとは全く気づかないオルゴール。1900年代を過ぎた頃、アメリカで多く作られました。
このほかにも蓋を閉めるとライティングデスクの家具のようにみえるオルゴールもあります。
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アメリカ・シンフォニオンStyle106 1900年代 アメリカ製 シンフォニオン・マニュファクチュアリング
こちらのオルゴールは6月中、演奏会コースでお聴きになれます。

家具がオルゴールになっているなんて、とても贅沢で優雅なことですね。

演奏会コース
演奏時間 13:00~ 15:00~(所要時間約50分)
演奏会コースのご紹介へ  新しいウィンドウで開きます。

ショップでのレジーナ・ミュージカル・デスクの演奏は行っておりません。あしからず。

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ちゅうさん (06/12 00:48) 編集・削除

ビックリ!!

いつも見ているテーブルがオルゴールだなんて、全然わかりませんでした(≧∇≦)

アンティーク調でいいテーブルダナーって思っていたくらいです☆

今度お邪魔した時は、ゆっくりと拝見させていただきます☆

漫画の中に一部登場

講談社が発行するモーニングの増刊号『モーニング・ツー』に連載中の『Fantasium(ファンタジウム)』という漫画をご存じですか?
最近の連載のなかでオルゴールやオートマタがふんだん取り上げられています。
作家の杉本亜未さんは、博物館の館長コースにまで参加され、勉強されていたようです。

5月22日発売の「モーニング・ツー」の中には、スタッフが見ると「あそこの展示品!」と一目でわかる場面がいくつか出てきます。
面白いので漫画のカットと同じ角度から写真を撮ってみました。
 
 
7F特別展示室のラジオハウスとセミヘリコイダル
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1F音楽ホールのロッホマン・オリジナル
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漫画の中には、その他ピエロ・エクリバンやシンギングバードも登場。

ファイル 244-5.gif ピエロ・エクリバンの絵

ネットで調べてみると主人公の少年マジシャン、長見 良(架空の人物なのに・・・)のサイトがあったり、ブログがあったり、ファンの多い作品のようです。

(ちなみに、博物館はストーリーや史実については全く関知していません。)

講談社 モーニング7月2日号増刊(5月22日発売) モーニング・ツー 杉本亜未 『Fantasium(ファンタジウム)』
漫画の画像については講談社さんに掲載の許可をいただいています。

トップページのミュージックを更新しました。

今日からトップページの右側にあるメニュー『Music』の曲目を更新しました。

今回はロベルト シューマン生誕200年を記念して、シューマン作曲の「トロイメライ」です。


ファイル 243-1.gif Robert Alexander Schumann 1810/6/8-1856/7/29

シューマンはショパンと同じ年。残念ながら人気のショパン生誕200年ばかりが目立ちます。純粋な音楽家であったショパンと、指の怪我のために音楽評論家、作曲家の道を歩んだシューマンとは対照的なふたりです。実はシューマンはショパンの才能を最初に見出した人物です。無名のショパンの演奏を聴いたシューマンは、音楽評論の雑誌に「諸君、帽子をとりたまえ、天才だ」と絶賛しました。しかし、音楽を文学的に表現するシューマンからの賛辞は、ショパンにとってはあまり歓迎するべきことでは無かったようです。

多くのピアノ曲・歌曲を作曲したシューマンは、ドイツ・ロマン派を代表するひとりです。批評活動も行い、ショパンやブラームスを紹介しました。



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演奏曲はシューマンの代表作の一つ『トロイメライ』です。全13曲の小曲から構成される『子供の情景 作品15』の第7曲。トロイメライ(Träumerei)はドイツ語で「夢想」。子供ののための曲ではなくて、大人の回想の曲です。



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演奏は1890年代に製作されたステラNo.84です。ステラはスイスのシリンダーの名門メーカーのメルモド・フレール社がディスク産業に進出して誕生したオルゴールです。機械部分のみを製造しアメリカに輸出し、アメリカでケースに入れられステラというブランドで販売されました。音色に特長があり、ファンの多いオルゴールとしても知られています。 

来週のお誕生日の200年を記念して、是非シューマンの『トロイメライ』をお楽しみ下さい。

また、只今開催中の企画展「リクエストできるディスク・オルゴール展」 のステラのリクエスト曲にトロイメライがあります。実際の音色を聴いてみたい方は、博物館コースでリクエストしてください。

夏休みの自由研究

ホームページで、次回の企画展『自動的に楽器を演奏するものたち展』と『夏休み自由研究お手伝い』の詳細をアップしました。

今年の『夏休み自由研究お手伝い』の工作キットのモチーフになったオルゴールのご紹介です。

博物館では毎年、アンティーク・オルゴールの楽しい動きを参考に、簡単にできる工作キットを販売しています。今年は『ショーケース・ボックス』をモチーフに、牛乳パックで作るからくりオルゴールを販売します。

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スイッチを入れるとオルゴールの演奏とともに、ショーケースの中で、兵士が行進します。1885年頃にスイスのB.H.アブラハム社が製作しました。オルゴールは8曲入りで、ケースの中にベルがひとつ隠されていて、リンリンとたまに涼やかな音色を聴かせてくれます。このようなからくり付きのオルゴールはお店のショーウィンドウなどに置かれ、客寄せに使われていたようです。

YouTubeに動画をアップしましたのでお楽しみ下さいませ。

「夏休みの自由研究お手伝い」の詳細へ  新しいウィンドウで開きます。

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ちゅうさん (06/06 10:51) 編集・削除

待ちに待った。夏休みの工作が発表されましたね(^人^)

楽しみで~す☆
工作を造るのは、子供に戻った感じで、とても楽しいです(^◇^)

夏休み(毎日が夏休みですが・(泣))の宿題(誰に出すのかな?)が出来ました☆

今から楽しみにしています☆

有難うございます☆

゜Q゜

スタッフ Asu (06/08 12:31) 編集・削除

前回いただいたコメント「夏休みの自由研究」はどうした?のプレッシャーに打ち勝って、やっと試作品が完成しました。
今後、ちょっとした動作不良や、メンテナンスができるような工夫などを盛り込んで完成品を目指します。また作り方も制作中です。
どうぞお楽しみに。
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

今日の読売新聞夕刊に博物館が掲載中です。

本日の、読売新聞の夕刊に掲載されています。
癒しをテーマにしたコーナーで、オルゴールの楽しみ方を館長が指南するという趣旨の記事だと思います。(まだ読んでいないので・・・)ご興味がある方は是非。

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ドイツのオルガン職人

今日はドイツの有名なオルガン職人のをヴォルフガング ブロンマーさんがお見えになりました。特に用事があったわけではないのですが、日本に来たからちょっと顔を見せに来てくださったのでしょう。(営業活動?)

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ブロンマーさんの作ったオルガンは博物館に2台あります。そのうちの1台はからくりの付いた大きなオルガンです。

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館長と世間話をした後に博物館のオルガンがいっぱい置いてある展示室へ。

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ブロンマーさんが一心不乱に演奏しているのは、ドイツのアンティークオルガン。実は調子が悪く良い音がでていません。「このオルガンはとっても素晴らしいオルガンだよ。僕が修理するからドイツまで送って。」って言っています。とっても気楽に言ってくれるけど、いったいどうやって送るのでしょう?いったい幾ら掛かるのでしょう? ? ?  ?    ?????
とりあえず、うちの工房で修理できるかどうかを検討してもらいましょう。昨日、ピアノの修理も終わったことですし。

そうそう、ブロンマーさんが熱心に写真を撮っていたオルゴールがあります。ストリートオルガン・グラインダー。

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流石、オルガン職人はオルガンに興味があるのですね。2006年の夏休みの自由研究で、子供向けのキットを作った話をし、お見せしたところ、売って欲しいとのこと。残っていた最後の一つをプレゼントしてみました。解説書は日本語なのですが、作れるかしら?とちょっと心配しています。

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音の匠の取材 季刊雑誌「アナログ」

季刊雑誌の「アナログ(analog)」より、「音の匠」と「音の匠特別功労賞」についての取材をお受けしました。

「音の匠」とは日本オーディオ協会が音に貢献した人に贈る賞で、昨年の12月4日のブログでご紹介していますが、昨年は当博物館のメカニックが「音の匠」、館長が「音の匠特別功労賞」をいただきました。

今回は、「音の匠」の追跡取材だそうです。

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当館のメカニックはまだまだ自分は発展途上、賞をいただくのは早すぎると、授賞については遠慮がちで、この話題を好みません。

でも、いろんな展示品をしっかり治してくれています。
今日は、3月16日のブログでご紹介していた、自動ピアノの修理がとうとう終了しました。写真はアクションを車に積み込み、自動ピアノをお預けしている「ウディプラザ」さんに運ぶ準備をしているとこです。

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音の匠の記事は、季刊「analog」 NO.28 2010.summer(音元出版)の連載企画MISSING LINK「オーディオと 近くて遠い楽器物語」に掲載される予定です。