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整理番号     

5272 「こうもり」より ワルツ(おまえ同士) 

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001
品名    
ポリフォン コンソール  Style104 (Sandringham)
分類
製作国
製作年代
disc
ドイツ
1890年頃
メーカー
寸法
櫛歯
ポリフォン
W695xH1280xD420
台(W680xH800xD405)
Upper60+Lower58
解説

 

アップライト・モデルのこの機種はポリフォン社のベスト・セラーズ゛機。1890年から20世紀まで約1000台が作られた。コインを1枚入れると1曲演奏する営業用のオルゴールでパブのカウンターやホテルのロビー等に置かれていた。コインは左右両側から投入可能。コイン投入口には”1ペニー投入”と書かれているが、これはイギリス輸出用のため。ディスクサイズは19 5/8 inch。

ケースのデザインには様々なヴァリエーションがあり、またこのシリーズのモデルにはStyle104、104U、104Pがある。104は最も一般的なモデル、104Uは104のトップの飾りに時計が装備されているモデル。104Pは104のvending機構(自動販売機式)が付いたモデルとして販売されていた。 櫛歯は60本と58本のダブルコーム(ひとつのスター・ホイールで1本の櫛歯を弾く)。リム・ドライブ゛方式でディスクを回転させる。

ポリフォン社 (ドイツ ライプチヒ)
グスタフ ブラッハウゼンとパウル リスナーがシンフォニオン社から独立し、1887年に創業。急速に社業が発展し1895年から最盛期を向かえ、その数年後には従業員が1000人に達する大会社となる。16.5cmから80.0cmまで14種類のディスクを作り、それに適合する多種類のオルゴールを販売したが、1914年第一次世界大戦勃発の年にオルゴールのビジネスを終了。その後1930年代まで蓄音機を販売。レジーナ社、シンフォニオン社と共にオルゴールの三大メーカーといわれている。

 

 

ポリフォン104   ポリフォン104 内部

 

演奏
剣士の入場 作曲:ユリウス フチーク
50898 Entry of the Gladiators / Julius Fucik
   

 

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オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

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