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整理番号     

ラ・マルセイエーズ(フランス国歌) 

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028
品名    
カリオペ コンソール No.176
分類
製作国
製作年代
disc
ドイツ
1903年頃
メーカー
寸法
櫛歯
カリオペ
W720xH1320xD410
Up(29+23+ベル6)+Low(28+23+ベル6)
解説

 

営業用のコイン・オペレート式の機種で、コインを1枚入れると演奏する。ケース下の切換レバーで、1枚のコインで1回転させるか2回転させるかディスクの回転数を選択できる。ベル付きのディスク・オルゴール作りにかけてカリオペ社の技術は定評があった。中・低音用、高音用、ベル用の3枚の櫛歯が対になって演奏を行う。中低音部とベルの櫛歯はダブルコーム(1つのスター・ホイールで1枚の櫛歯を弾く)で、高音部の櫛歯はデュプレックスコーム(1つのスター・ホイールで2枚の櫛歯を同時に弾く)サブライム・ハーモニーになっている。ベル12個を持ち、賑やかな演奏。ベルのオン・オフはケースの内側のレバーで行う。リム・ドライブ方式でディスクを回転させ、ゼンマイの巻き上げはケース右側のハンドルで行う。当時の価格は320マルクで、エキストラ・ディスクも1枚2.8マルクで多く販売されていた。 カリオペ社のロゴマークはKalliopeだが、フランスではCalliopeで販売されていた。

カリオペ社 (ドイツ ライプチヒ)
1895年創業。後発でディスク・オルゴール業界に参入したが、数多くの機種を発表してドイツの三大メーカーのひとつといわれるほどになる。カリオペ゚社ではベルが最も一般的な付属品で、多くの製品に取り付けられた。ベルの種類は3種類(ソーサー型、棒型、管型)あったが、ほとんどにソーサーベルが使われた。カリオペ社は第一次世界大戦後も存続し、後に蓄音機を製造するようになる。

 

  

 

シンフォニオン No.6  

 

演奏
エスパーナ ワルツ 作曲:ワルトトイフェル
Espana Waltzer by Emile Waldteufel

 

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