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整理番号     

1309 古い樫の手桶 

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042
品名    
レジーナ・ペインティング・ボックス Style67
分類
製作国
製作年代
disc
アメリカ
1910年頃
メーカー
寸法
櫛歯
レジーナ
W590xH1310xD370
76x2
解説

 

後期のレジーナ社の製品の最も美しい形のひとつ。美しくペインティングされたキャビネット型のオルゴールで蓋を閉めた状態では家具のように見える。蓋を開けるとアップライトのオルゴールになり、そこにも美しいペインティングが施されている。ドアはシンクロナイズドメカニズムと称され、片方を開閉すると同時にもう片方も開閉する仕組み。ダブルコーム、ショート・ベッドプレート。リム・ドライブ方式によりディスクを回転させる。ケースの中にスタート・レバーと速度調整のツマミが付いている。オルゴールの下にはディスクが収納できるようになっている。レジーナの説明「格好の良い客間用キャビネットで、ロックウッド仕上げの美しい装飾。ディスク用のスイングする収納箱がついており、スタイル50の良いところを全て備えている。アップライト型の長時間演奏用仕掛けにダブルコームが付いていて、歯の数は156本。改良された台座、テンポ調整器付き。自動ドア(片方が開くとシンクロ装置があるためにもう一方が開く) アップライト型のため蓄音機が装備されたものはない・・・」 当時150ドルで販売されていた。最も若い製造番号は79979で1905/12/19に出荷。後期のスタイルは製造番号は6700000から6700067まで。1905年から1911年まで製造。ケースはRookwood仕上げ。

レジーナ社 (アメリカ ニュー・ジャージー)
ポリフォン社を創業したグスタフ ブラッハウゼンは1892年(35歳のとき)にアメリカでの特許取得と、ポリフォン社製品を輸出する目的で渡米し、1894年にレジーナ社を創業。当初はポリフォン社の製品を販売していたが、一年も経たずにラーウェイに工場を作り、またたくまにアメリカ最大のメーカーとなる。1922年に倒産。多くのアメリカ人にとってオルゴールとレジーナは同意語と思われるほどで、創業から約10万台のオルゴールを供給し、ポリフォン社、シンフォニオン社とともにオルゴールの三大メーカーといわれている。

 

 

レジーナ・ペインティング・ボックス Style67  レジーナ・ペインティング・ボックス Style67

   

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