サイバー・ミュージアムのトップページへ戻る


整理番号     

5220 「フィガロの結婚」より 手紙の二重唱 

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

043
品名    

アドラー Nos.345

分類
製作国
製作年代
disc
ドイツ
1900年頃
メーカー
寸法
櫛歯
ツィンマーマン, ユリウス ハインリヒ
W725xH2090xD500
Upper60+Lower60
解説

 

「イーグル」という商品名でディスク・オルゴールを製造・販売していた。1897年には2枚のディスクをセットして演奏するユニークな形のものを発表する。1900年代になるとドラムやトライアングルの付いたオルゴールを作るなどユニークな製品が多い。また他社とは違う独特のサイズのディスクを製造していた。アップライト・モデルのこの機種はケースのグラスに花の絵が描かれている。対向した櫛歯一組を持ち、リム・ドライブ方式でディスクを回転させる。ケース右側のハンドルでゼンマイを巻き上げる。ケース右側のコイン投入口よりコインを入れると1曲演奏する営業用のオルゴールでパブやレストラン等に置かれていた。アドラー社はディスクの大きさによりアルファベットでマーキングしているが、この21 1/4インチのディスクを使用したオルゴールは”R”で、ディスク押さえバーに”R”と刻印されている。”R”のシリアル・ナンバーは5001番から。当時235.50Mk.(ベース・キャビネット別)(ベース・キャビネット66Mk.)で販売されていた。ディスクは2.4Mk.で販売された。  

アドラー社 → ツィンマーマン (ドイツ ライプチヒ)
1896年創業。「朝日に飛ぶイーグル」をトレードマークとしてディスク・オルゴールの市場に参入しました。1900年にツィンマーマンにより買収され、1890年の終わりから20世紀の初めにかけて、アドラー、フォルトナのディスク・オルゴールをはじめ、手廻しのおもちゃのオルゴールからオートマタまで、多彩な製品を製造しました。1920年代からはピアノやオーケストリオンのメーカーとして活躍します。

ツィンマーマン, ユリウス ハインリヒ (ドイツ ライプチヒ)
ツィンマーマンは1875年から自動楽器演奏装置の問屋を始め、モスクワ、リガ(ラトビア)、ロンドンなど多くの都市で地位を確立しました。1900年にアドラーを買収。

 

 

アドラー Nos.345  アドラー Nos.345

   

  ホーム 博物館について サイバー・ミュージアム オルゴールの解説 用語辞典 ブログ サイトマップ 問い合せ  

オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.