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整理番号     

887 小鳥のセレナーデ 

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095
品名    
ステラ・アップライト
分類
製作国
製作年代
disc
スイス・アメリカ
1890頃
メーカー
寸法
櫛歯
メルモド・フレール
W680xH2085xD430
84
解説

 

シリンダー・オルゴールの名門であったメルモド・フレール社はシリンダーの技術を生かし、ヨーロッパやアメリカ向けにディスク・オルゴールの機械部分だけを製作し輸出していた。アメリカ(orイギリス)で組立て、独自のケースに納めて販売した。ステラの独特のスターホイールは1つ1つ独立した上下運動と回転運動を行い、そのためステラのディスクに突起がないのが特徴。また、ディスクとスター・ホイールがしっかり噛み合うように車の付いたバーがクロスバーの下に付いている。これは1897ー1898年以降のほとんどのメルモド社製のオルゴールに使用され、特にステラ、大型のミラに使用されている。ケースの下部が開き、ディスクを収納する事ができる。ディスクの回転が滑らかで速度調整ができる。音域は5オクターヴ半、非常に透明な美しい音色で有名。 

このアップライトはコインを入れると演奏する営業用のオルゴール。櫛歯は84本のシングル・コーム、リム・ドライブ方式でディスクを回転させる。音域は5オクターブ半、非常に透明な美しい音色でファンの多いオルゴールである。

メルモド・フレール社 (スイス サン・クロワ)
シリンダー・オルゴールの名門メーカー、メルモド・フレール社は、シリンダーの技術を生かしヨーロッパやアメリカ向けにディスク・オルゴールの機械部分だけを製造し輸出していた。アメリカやイギリスなど各地のディーラーが組み立て、独自のケースに納めて販売していた。中でも最大のディーラーであったシカゴのリヨン&ハーリィは後世に名の残る“ステラ”、“ミラ”の2機種を作り、ヨーロッパやアメリカの市場に参入した。ステラは突起のないディスクを使用し、直径24.4cmから43.8cmまでの8種類。1896年に発売された。ロンドンでは代理権を獲得したアルフレッド ペイラードによって1899年にアメリカ製のものとは外観が異なるステラを発売。

 

   

ステラ・アップライト

 

 

   

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オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

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