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整理番号     

 

316

品名    
タイトロープ
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1870年代
メーカー
寸法
櫛歯
ファリボア
W750xH930xD370
解説

 

ガラスドームの中では綱渡りのショーが行われている。左右の手に持った旗を振りながら、東洋の女性がロープの上で軽やかにジャンプをする。舞台の左手にはバンジョーを弾く黒人、右手には胡弓を弾く中国人がショーを盛り上げる。シャンデリアをあしらった豪華な舞台も見所。台にはスタート・ストップレバーがついて、オルゴールのゼンマイは紐を引いて、からくりのゼンマイはキイで巻き上げる。オルゴールは4曲入り。

Phalibois(ファリボア)
ジャン・マリー・ファリボアは1871年に工房を開く。最初は煙草ケースやボトル等のオルゴール付き小物を製作していたが、1878年のパリ万博への出展を機にオートマタ製作を手がけるようにななる。ファリボアはガラスドームの中で風景などを再現するジオラマを多く製作したが、19世紀も終わりになるとガラスドームの需要はなくなり、1905年まで大型のオートマタを作製するようになる。その後ショーウインドーに飾る電動式の人形を作るが、1925年、時代の流れとともにオートマタの工房を閉じる。

 

 


タイトロープ

 

 

    

 

 

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