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整理番号     

 
345
品名    
ハープを弾く婦人
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1870年代
メーカー
寸法
櫛歯
ルレ・エ・ドゥカン
W220xH456xD370
解説

 

ビスク・ヘッドはブリュ(スマイリング・ブリュ)の作品。左右に首を振りながら、左右の手を動かしハープを弾く仕草をする。 閉じた口とガラスの目を持ちモヘアのカツラを付けている。レースをあしらった青いドレスを着ている。人形下の台にはスタート・ストップレバーとキイが付いていて、メカニズムは台の中に組み込まれている。アンティークドールの見地からすれば、人形のプロポーション、顔、衣装などが大人のもので、ファッションドールの流れを汲んでいるとのこと。

ルレ・エ・ドゥカン(Roullet & Decamps)
機械技術者であったジャン・ルレが1866年に開業。新しい工作技術を取り入れ、からくりの世界では立ち遅れの目立った技術面と経済面を解決し、翌年の万博で早々に銅メダルを獲得する。ルレが60歳を越した1889年、約20年間共に働いた娘婿のドゥカンをやっと認め「ルレとドゥカンの工房」となる。この年から広く宣伝を行い、その作品は海外にも輸出され、工房は繁栄を極めた。

人形人形:Bru(ブリュ)
常に完成度の高い作品を求め続けため作品数は非常に少なく、当時でも一部の限られた人々しか手に入れられないものだった。高貴な顔立ちに人気があり、ジュモーと並び称される

 

 

 

ハープを弾く婦人

 

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