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355
品名    
梯子乗りの少年
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1900年頃
メーカー
寸法
櫛歯
ルレ・エ・ドゥカン
W195xH675xD352
解説

 

ビスク・ヘッドはシモン&ハルビックの作品。少年ははしごの上に乗り、反動を付けて逆立ちをする。逆立ちしてから左手を挙げ片手で立つ。その動作を2回繰り返した後、またもとの姿勢に戻る。
閉じた口とガラスの眼を持ちモヘアのカツラを付けている。羽根の付いた帽子をかぶり、白いレースの付いたピンクのシルクの衣装を着ている。人形下の台にはスタート・ストップレバーが付き、メカニズムは台の中に組み込まれている。 ヘッドの後ろに(SH)の刻印あり。

ルレ・エ・ドゥカン(Roullet & Decamps)
機械技術者であったジャン・ルレが1866年に開業。新しい工作技術を取り入れ、からくりの世界では立ち遅れの目立った技術面と経済面を解決し、翌年の万博で早々に銅メダルを獲得する。ルレが60歳を越した1889年、約20年間共に働いた娘婿のドゥカンをやっと認め「ルレとドゥカンの工房」となる。この年から広く宣伝を行い、その作品は海外にも輸出され、工房は繁栄を極めた

人形:Simon&Halbig(シモン&ハルビック)
ドイツ人形メーカー。良質の細やかな肌を持つ愛らしい顔立ちのヘッドは人気を呼び、ドイツ以外にフランスの多くのメーカーに供給した。

 

 

梯子乗りの少年 梯子乗りの少年

 

 

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