サイバー・ミュージアムのトップページへ戻る

整理番号     

 

640

品名    
キネマト スコープ ROUL SCOPE
分類
製作国
製作年代
miscellaneous
フランス

1897年頃

メーカー
寸法
櫛歯
ROUL SCOPE
直径220xH180
解説演題

 

円筒形の連続した絵をふちにセットして、回転させる。正面にある多面鏡に絵が写り、動画が楽しめるもの。
この形式のものをプラクシノスコープ(Praxinoscope)というらしい。上部から棒が出ているが、電気スタンドタイプが付けられていた。

ベルギーの学者ジョゼフ・プラトーJoseph Plateauは1832年に光学玩具の元祖を発明した。これがフェナキスティスコープphenakistiscope(驚き盤)である。この発明品は円形の紙を軸で止め、その縁に連続した絵を描いたものである。一つの絵に注目し、円を回転させると、絵が動いているように感じるのである。その後50年に渡り、改良や応用や似たような研究が積み重ねられ、ゾートロープzoetrope、キネマトスコープkinematoscope、ファンタスコープfantascopeといった耳慣れないギリシア風の名前を持った器械が生まれた。

Roul Scope 1897 France UNB Optical toy ACR 0836

 

 

キネマト スコープ ROUL SCOPE

 

 

   

  ホーム 博物館について サイバー・ミュージアム オルゴールの解説 用語辞典 ブログ サイトマップ 問い合せ  

オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.