オルゴールの小さな博物館
 
 


ディスクの駆動方式

 
 

ディスク・オルゴールを回転させるために、オルゴール・メーカー各社はさまざまな駆動方式を採用しました。ルゴール・メーカーやディスクの 大きさによりその方法は異なります。代表的な駆動方式をご紹介します。

ディスク

 

リム・ドライブ方式      
ディスク外周に等間隔に孔をつくり、この孔にドライブ・ホイールの突起を入れて回転させます。
ポリフォン社・レジーナ社など多くのオルゴール・メーカーが採用しました。直径の大きなディスクに用いられます。

 

ピニヨン・ドライブ方式

     
ディスクの周囲に刻み目をつけギア状にし、駆動用のギアと噛み合わせて回転させます。
カリオペ社、モノポール社などの製品に採用されました。直径の小さなディスクに多く用いられています。

 

センター・ドライブ方式

     
ディスクの中心近くに、駆動用に1個から3個の孔を開け、この孔に中心軸の付近にある補助軸を入れて回転させます。
シンフォニオン社、カリオペ社などの製品に採用されました。2枚、3枚のディスクを同時に回転させる場合など、ディスクを正確にセットできます。


 

 
 
Update May 2009
 
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オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.