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ディスク・オルゴール 「ロッホマン」

「グーでハチミツ」のコーナーです。

本日ご紹介したいオルゴールは、1905年頃に作られた営業用のディスクオルゴールです。
ドイツのオリジナル・ミュージックワーク社が製造したものです。

ファイル 506-1.jpg

特徴は、チューブの形をしたベルが8本付いているところです。

ファイル 506-2.jpg

ベルはどうやって鳴らすのかというと・・・。

ディスク盤を取り外して見てみましょう。
隠れていた櫛歯が見えます。

ファイル 506-3.jpg

櫛歯はオルゴールを鳴らすための櫛歯とベルを鳴らすための櫛歯にわかれています。
画像をご覧下さい。
下の方に4本が一組になったベル用の櫛歯がみえます。
このベル専用の櫛歯をディスクの突起ではじくことで、ベルを鳴らす仕組みになっています。

ファイル 506-4.jpg

オルゴールを演奏するのは大きな2枚の櫛歯です。
現在のオルゴールのほとんどは櫛歯が1枚だけですが、2枚を向かい合わせて同時に鳴らすことで音量を増幅できるそうです。
ディスクの突起がスターホイール(星の形の歯車)を回転させ、
歯車の他の突起が2枚の櫛歯を同時に弾くのです。
2枚の櫛歯を同時に弾くのは、スターホイールがあるからこそ出来る技!

スターホイールと櫛歯の関係に関してはこちら をご覧下さい。

続きまして、コインを入れるたらどうして演奏するかについてご紹介したいのですが・・・。
写真が収まらないので、また明日。

こちらの機種は、演奏会コースでお楽しみ頂けます。
是非、お越しください。

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