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英語で・・・

英語のサイト「artscape japan」で博物館が紹介されています。

ファイル 439-1.gif

ちょっと変わった視点で博物館を紹介してくれています。
お時間があるときに是非!

artscape japanの記事へ 新しいウィンドウで開きます。
 
 
  
 

記事についての補足です。
記事の中の最初の文章*1が書かれているのは蓄音機の看板です。

ファイル 439-3.gif

看板には「賢者のひと言(A WORD TO THE WISE)」と大きく書かれていて、その後に例の文章が続きます。
「5セントが1枚か2枚あれば陽気になれるのに、何故そんなに暗く浮かない顔でうろついているの?」
そして、使い方。
「5セントを右側のコインスロットに入れて、ハンドルをまわして曲を選んで、その後ゆっくりクランクを6回まわしてゼンマイを捲いて下さい。」とあります。
つまり、「賢い人はひと言いえばわかるでしょう。5セントでこのレコードを聴いたら陽気になれるのですよ。いつまでも落ち込んでいるなんてばかだなぁ」といった感じでしょうか?

ファイル 439-2.gif

当時アメリカで最大のオルゴールメーカーだったレジーナ社が製造した蓄音機のジュークボックスです。
蝋管(シリンダーレコード)が6本入っていて、コインを入れると演奏します。
1915年から1921年に全部で1607台製造された記録があります。
製造番号は1040001番から、博物館のは製造番号1041180番。
様々なタイプのケースがあったようで、看板の文字もいろいろあったのだと想像できます。
記事を書いて下さったスーザンさんは「とってもアメリカらしい表現」と笑っていらっしゃいましたが、100年前のアメリカのユーモアに触れることができます。

看板ひとつにも楽しい発見があるものです。

*1:"Why travel around so glum and so blue when you can jolly up for a nickel or two?"