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椿山荘企画のクリスマスコンサート

椿山荘が企画したクリスマスコンサート。

ファイル 540-1.gif ファイル 540-2.gif  クリスマス・コンサートとランチのイメージ

12月7日 一回限りのクリスマス・コンサートは、椿山荘のフランス料理「カメリア」での特別クリスマスランチが付きの贅沢な企画です。

ファイル 540-3.gif 椿山荘 カメリア

日時:2012年12月7日 金曜日
料金:6,500円
内容:
   10:15  椿山荘「カメリア」 受付・会計
   11:00  「オルゴールの小さな博物館」にてクリスマス特別コンサート
   12:30  お食事 椿山荘 フランス料理「カメリア」にてクリスマス特別ランチ
   13:30頃 終了予定
定員:30名様

ご予約・お問い合わせ:椿山荘 03-3943-5489(9:00~21:00)

お料理の内容、移動手段などは椿山荘にお問い合わせくださいませ。
尚、博物館では受付は出来ませんので、ご了承くださいませ。

10月分 「チャリティ販売」と「ブタの貯金箱募金」のご報告

2012年10月のチャリティ販売についてご報告いたします。

チャリティ商品の販売の売上は14,800円。
またブタの貯金箱募金に寄付していただいた金額は1,300円でした。

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本日、計16,100円を東日本大震災義援金として日本赤十字社宛てに振込みました。
2011年5月からの総計は433,205円になりました。

皆様のご協力、心より感謝しております。
ありがとうございました。

リュージュ 内覧会

10月26日と27日の二日間。
フォーシーズンズホテルでリュージュの内覧会を開催するそうです。
新作をはじめ、蔵出し(珍しい)リュージュ、ポーター新作ディスク盤、ジュエリーベルなどを展示。
フォーシーズンズホテルは博物館から歩いて15~20分ぐらいの所です。
小田原寄せ木細工や有田焼とコラボしたものなどちょっとかわったリュージュに出会えそう。

10月26日(金)27日(土)
フォーシーズンズホテル椿山荘東京 3階 アートギャラリー

ファイル 532-1.gif  ファイル 532-2.gif

9月分 「チャリティ販売」と「ブタの貯金箱募金」のご報告

2012年9月のチャリティ販売についてご報告いたします。

チャリティ商品の販売の売上は13,300円。
またブタの貯金箱募金に寄付していただいた金額は1,105円でした。

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本日、計14,405円を東日本大震災義援金として日本赤十字社宛てに振込みました。
2011年5月からの総計は417,105円になりました。

皆様のご協力、心より感謝しております。
ありがとうございました。

若大将のゆうゆう散歩

9月24日月曜日9時55分からのテレビ朝日{地デジ5CH)の『若大将のゆうゆう散歩』に博物館が出演します。

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若大将(加山雄三さん)と一緒に街に出て、散歩の楽しみ方、散歩のお勧めコースをお茶の間に紹介するこの番組です。

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番組表には以下のように書かれていました。
放送日時:2012年9月24日(月) 9:55 ~ 10:30
番組概要:今日は文京区『護国寺駅』周辺をお散歩▽護国寺本堂に伝わる都市伝説とは?▽100年以上前のオルゴールの音色に感動!▽日本最大級!パイプオルガンの美しい音色
 
 
お楽しみに!

8月分 「チャリティ販売」と「ブタの貯金箱募金」のご報告

2012年8月のチャリティ販売についてご報告いたします。

チャリティ商品の販売の売上は6,100円。
またブタの貯金箱募金に寄付していただいた金額は1,345円でした。

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本日、計7,445円を東日本大震災義援金として日本赤十字社宛てに振込みました。
2011年5月からの総計は402,700円になりました。

皆様のご協力、心より感謝しております。
ありがとうございました。

秋の特別コンサート開催 満席

9月22日土曜日(秋分の日)開催の秋の特別コンサートは満席となりました。

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ご予約ありがとうございました。

解読依頼?

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写真は1840年頃のイギリスのチャーチ・バレル・オルガンです。
チャーチ・オルガンとは主にパイプを使用し、低い圧力で音を出すオルガンをいいます。
19世紀の教会では、オルガン奏者を常に確保することが困難だったようで、このような自動演奏オルガンがその代わりを務め演奏していました。
ストリート・オルガンほど大音響ではないので、室内でも美しく響きます。
そのためか、レジデンス(邸宅用)オルガンとも呼ばれます。

このオルガンには5つのストップと呼ばれるオルガンの音色を選択することができる機構がついています。

種類読み方説明
diapasonダイアペーソン一般的な閉管フルート・ストップ
fluteフルートフルート・ストップ
principalプリンシパルオクターブ上
twelfthトゥエルブス他のストップと組み合わせて独奏用の独特な音色を作る
fifteenthフィフティーンス一番高音の金管

(ストップについてはインターネットで調べました。誤っていたら申し訳ございません。)
左から順にストップを引いていくと、だんだんと高い音が重なっていきます。
好みのストップを組み合わせることで、望みの音を出すことができます。
音を重ねていくうちに、ちょっと重厚で荘厳な感じになっていき、ありがたい気分になります。

ファイル 513-2.gif バレル

チャーチ・バレル・オルガンのバレルは木の筒のことです。
石油の単位などで「バレル」を耳にする機会も多いと思いますが、語源は「樽」。
この筒には短音用のピンと長音用のブリッジと呼ばれるホッチキスの芯のようなものが打ち込まれていて、これが音を出すための信号になっています。
1本のバレルには10曲収録されていて、横に少しずつずらしながら曲を変えます。

実はこのオルガン、長い間倉庫に眠っていてスタッフさえあまり音を聴いたことがありません。
この度ちゃんと録音しておこうと、再調査をしています。
このオルガンにはバレルが6本ついていて、60曲演奏出来ます。
5本のバレルには曲目が書いてあり、残りは何も書いてありません。

ファイル 513-3.gif 解読不能な曲目リスト

書いてあるものも、かなり難解なものが多いのですが、写真を撮って画像処理をして、眼を細めたり、横から眺めたり、文字を解読し、ネットで解読した単語が存在するかを確認しています。
しかし、このバレルは解読が困難!

ファイル 513-4.gif ファイル 513-5.gif 画像処理後

1    Visio?? Cotg??
2    baruiceh???
3    Vesper Hymn    讃美歌 夕べの祈り
4    In ** cottaze??
5    Rule Britannia  守れよブリタニア
6    feny fines??
7    Groijse??
8    Luthers??
9    Pol…??
10    …??

3曲目と5曲目は何とか解読できました。
それ以外が・・・。
英語が得意な方。
眼がものすごく良い方。
いっそ、超能力とか使えちゃう方。
お暇なときに是非是非、解読のご協力をお願いします。
もちろん、ビンゴ!だったら(ビンゴと思える内容だったら?)、ご見学の際に、解読成功のお礼としてその曲を演奏します!
よろしくお願いします。

トップページのミュージックを更新しました。

トップページの右側にあるメニュー『Music』の曲目を更新しました。

ファイル 510-1.gif The Beautiful Blue Danube Waltz by Johann Strauss II Wikipediaより

ヨハン シュトラウス2世が作曲した「美しく青きドナウ」。
多分、世界で一番有名なワルツでしょう。
そして、オーストリアの第二の国歌といわれる程の人気の曲です。

オーストリアが1866年にプロセインに敗戦した際、失望の底に沈んだウィーン市民を慰める曲をと依頼され、翌年に作曲したのがこの「美しき青きドナウ」です。
依頼したのはウィーン男声合唱団の指揮者のヨハン・ヘルベックだったので、最初は男声合唱の曲でした。
なんたって落ち込んだ国民を元気にするための曲だから、歌詞もこんな感じで・・・

ウイーン子よ、陽気にやろうぜ/くよくよ嘆くは、愚の骨頂/ふところ具合が悪くとも/舞踏会で 踊らにゃソンソン!
お百姓さん、頭ガリガリ/大変な時代になったもんだ /税金納めて 懐スカスカ/お金なくても 踊らにゃソンソン!
家主さんも、頭カリカリ/どの部屋見ても空っぽだもの/なあにかまわんとばかりに/出かける先は仮面舞踏会
芸術家はうれしくも、また悲し理想の姿は長年の夢/若くてハツラツ/ご婦人たちのお気に入り
政治家、批評家の先生たちも/分別くさげに踊っているが/調子はずれで/ワルツも台無し
今日の幸せ 二度とは来ない/喜びのバラも 褪せるもの/されば 踊ろう/休まず 踊れ!

粗野で下品なこの歌の評判は悪く、まったく人気が出なかったようです。
しかし初演から3ヶ月後の1867年5月、パリの万国博の会場で、世界各国の来賓の前で、男声合唱が削除されたオーケストラ部分が演奏され、一躍人気の的となったのです。

不評だった歌詞も書き換えられました。
タイトルに相応しく「母なる川ドナウ」の美しさを歌うものになり、現代でも人気のワルツがとなったようです。

書き換えられた歌詞の和訳は・・・
ドナウはかくも青く美しく/谷や牧場を静かに流れる/ぼくらのウィーンは君に挨拶をし/君の銀のリボンは土地と土地を結ぶ/君の美しい岸辺では/嬉々として心が高鳴る

ファイル 510-2.gif 博物館のソフト収納棚

実はこの曲、博物館が管理している曲のなかで「聖しこの夜」に継いで収録数の多い曲です。
オルゴールが音楽再生装置として活躍していた時代、巷で人気の曲はオルゴールからも流れてくるようになりました。
つまり19世紀の音楽市場を賑わせた人気作曲家の曲は、オルゴールに多く残されているのです。

ファイル 510-3.gif 体感ベンチ

演奏しているのは体感ベンチに組み込まれたドイツ、ポリフォン社のオルゴール。
24 1/2インチ、約63cmのディスクを用いて演奏します。

残暑厳しい折、爽やかなドナウの風をイメージしながら、美しいワルツをお楽しみください。
 
 
 
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19世紀の人気作曲家の曲をご紹介するのが9月22日(秋分の日)に開催する「秋の特別コンサート」です。
詳しくは秋のコンサートの詳細へ 新しいウィンドウで開きます。
(コンサートではポリフォン105で演奏します。)

秋の特別コンサート開催のおしらせ

秋の特別コンサート開催のお知らせ

ファイル 508-1.gif 音楽ホール

オルゴールの小さな博物館では9月22日土曜日(秋分の日)16時より1時間、秋の特別コンサートを開催します。

普段のコースではお見せしきれない、オルゴールの新たな魅力をご紹介するコンサートです。
会場は演奏会コースが行われる1階の音楽ホール。
オルゴールの為に音響設計された音楽ホールで、ゆっくりと演奏をお楽しみいただけます。

ファイル 508-2.gif 博物館のソフト収納棚
 
秋の特別コンサートは「オルゴールで聴く19世紀の人気作曲家」と銘打って、博物館にあるソフトを集計し、当時のオルゴール曲の人気作曲家や流行曲をご紹介します。
シリンダー・オルゴールの時代から、巷で人気の曲はオルゴールからも流れてくるようになりました。
ディスク・オルゴールの時代になると各社は発売ソフトの数を競い、新曲が発表され、人気が出るとディスクの新盤となって市場に出回っていたようです。
そんな19世紀の音楽市場を賑わせた人気作曲家の曲をオルゴールで演奏するコンサートです。
いつの時代もヒット曲は魅力があり、現代の私たちが聴いても、幸せな気持ちにさせてくれます。
シュトラウス2世、ヴェルディ、グノー、ワーグナーなど、19世紀の人気作曲家のヒット曲をお楽しみください。

ファイル 508-3.gif スタインウェイ・デュオ・アート

1920年代に製作された自動ピアノ、スタインウェイ・デュオ・アートでは、演奏時間が長く普段のコースではご紹介できない、バッハ作曲ブゾーニ編曲の『シャコンヌ』を選びました。
原曲は『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004』の最終楽章です。
『ヴァイオリン一挺で宇宙を描いた』と言われるバッハの最高傑作のひとつです。
ブゾーニはイタリア生まれ、ピアノの巨匠であり、対位法に秀でた作曲家として知られています。
『シャコンヌ』はそのブゾーニがピアノという楽器の持つ可能性を最大限に発揮させるように編曲したといわれています。
ブゾーニの編曲は音符の数が多すぎて、原曲とは大きく異なり、バッハのファンからは批判されることもあります。
が、かのアルトゥール・ルービンシュタインは、ブゾーニ自身が弾く《シャコンヌ》をパリで聴いたときのことを
「ヴァイオリンのために書かれたシンプルな旋律とハーモニーに見事な伴奏声部を寄り添わせ、彼は作品に豊かな衣を着せてみせた。これはピアノ音楽の傑作である。バッハ自身も容認したに違いないと、私は思う。」と回想しています。
”15分ほどの楽曲に宇宙の全てが内包されている””バッハの宇宙に未来がプラスされた”などと評されるブゾーニ編『シャコンヌ』をブゾーニ自身の演奏でお楽しみください。

コンサート前に原曲を聴いておきたい方は…。
(ナタン・ミルシテイン 1986年7月 ミルシテイン83歳最後の公開コンサート)

  
  
  
  
特別コンサートにはもう一つ人気の企画があります。
「シリンダーこの一台」という企画です。
6曲、8曲入りのシリンダー・オルゴールは、普段のご見学では1曲のみしか演奏できません。
しかしコンサートではシリンダー1本を丸ごと聴きつくすことができます。

ファイル 508-4.gif  マンドリン シリンダー

今回のシリンダーは、マンドリンのようにトレモロ演奏が得意なシリンダーです。。
1870年頃に製作されたスイス・ブレモンド社(多分)製。
同じ音程の櫛歯を6本ずつ持っていて、すばやく順番に鳴らすことにより、マンドリンを演奏するようなトレモロ演奏で長い音を見事に表現します。
4曲入り。

オルゴールのファンのための特別コンサートは年に2回開催の予定です。
この機会をお見逃しなく!

秋の特別コンサート (第35回 友の会会員コンサート)

2012年 オルゴールで聴く19世紀の人気作曲家

9月22日土曜日(秋分の日) 16:00~17:00
料金:1800円(予約制)
定員28名様

ご予約はお電話で承ります。
TEL:03-3941-0008(10:30~18:00 日・月曜日休館)
定員になり次第、締切りとさせていただきます。

秋のコンサートの詳細へ 新しいウィンドウで開きます。